CowryWise アフリカの若者のための家計簿アプリ
Now, with as low as N100, someone can sign on to its platform and begin to save, says CEO and co-Founder, Ahmed Razaq. “It is meant for everybody,” says Razaq. “The idea is that everyone can save and earn a decent interest on it.”
によるとナイジェリアのスマートフォン普及率は右肩上がりに増加しており、2015年に8割を超えています。モバイルシフトに合わせて、fintechの波が押し寄せてくるのはもはや必然ともいえるでしょう。
そんな中誕生したのがこのCowrywise。日本のPFMと比べて目を引いたのが信託銀行との提携により、投資利益をCowrywiseが得ていることです。
マネーフォワードも急成長している企業ですが収益モデルとしては個人課金・広告収入・金融機関向け情報サービスの3本であり、預金投資によって利益を得ている訳ではありません。
根拠はありませんが、金融機関と Fintech企業のパワーバランスの違いがこのような違いを産んだのかと。日本の銀行は強く、ナイジェリアのfintech企業は強い。
このような収益モデルだと個人課金を前提としないサービス作りができるのはとても素敵なことだと思います。無課金者に対する機能制限で嫌な気分にさせたり、目障りな広告を無理に表示する必要がないですからね。そもそもfintechサービスのお金を貯めるためにお金を使うことに拒否感を覚える人も少なからずいるのではないでしょうか。
個人課金がうまくいっている日本国内サービスはcookpadくらいなものというイメージでしたが世界的なトレンドはどうなんでしょう?これからのリサーチの際、頭の片隅に置いておこうと思います。
終わり。