Abacus Protocol ブロックチェーンが生み出す新たな経済圏
Y Combinatorの投資先を紹介しているブログです。事業、起業のアイデア、レポートのネタにぜひどうぞ
第13回は Abacus Protocol
ブロックチェーン周りは本当に疎くて…. 頑張って書いていきます。
概要
早速わからない言葉が!「許可型ブロックチェーン」とはなんでしょう?
従来のビットコインなどが非許可型で、誰もがマイニングして取引を承認できると。
それに対して、マイニングをする人を決めているのが許可型というわけですね。
参加者を制限している分、情報公開の制限や本人確認が必須となってきます。
ここがAbacusの出番です。
今までの金融産業では仲介する人が必要で、その人が本人確認などの細々とした作業をしていました。
Abacusがあれば、仲介人はもう不要。プロトコルが自動でその働きを担います。コストも下がり、取引にかかる時間も減らすことができます。
大きな目標としてはAbacusによるトークンを通じたエコシステムを作り上げることだそうです。
そしてプロバイダーがAbacusを用いてコンプライアンスのチェックや本人確認を行い、取引が成立する。 といった絵を描いています。
ストーリー
今日の金融システムの複雑さ、非合理性に強く問題意識を創立者たちは感じていました。
なんとかして早く、安く金融サービスを受けられないか….
そこで自分たちでやってみようと思い立ったのですね。
2018年サンフランシスコで設立です。同じ年の夏にY Combinatorから$120,000の出資を受けました。まだメンバーは10人程度です。
詳細
大きく分けて機能は二つ
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ネットワークとしての機能
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ストレージ層としての機能
です。
このことが、より効率的なサービスの提供やスピーディーなデータ収集に貢献するそうです。
ブロックチェーン上にサービスプロバイダが書き込めるストレージ層としての機能もあります。
この層があることで、Abacus Protocol上にある様々なサービスや市場でデータを再活用することができます。
なんどもなんども本人確認をする手間が省けるというわけです。
マネタイズ
ちょっとよくわかりませんでした。本人確認用として導入する際のまとめ売りなのか手数料モデルなのかどっちなのでしょう。
考察
本当にブロックチェーンや仮想通貨のことはよく知りません。
勉強しないと….
小さなプログラムから経済圏を構築するという視野の広さはすごいですね。
Abacusの経済圏には一切既存の金融機関が出てこないという大胆さ。
勉強してから追記しようと思うのでここで終わっときます。
この本読むといいみたいなのあればお願いします。